最新フォレスタのスペックを徹底比較!加速性能と乗り心地は

新型フォレスターが発売されました。新しくフルモデルチェンジした5代目フォレスターは、エンジンやプラットフォームが刷新され加速性や乗り心地が格段にアップされています。更に従来のガソリン車だけでなく、2.0Lの水平対向エンジンがハイブリッドのエンジンとして進化しました。今回のフルモデルチェンジでフォレスターの性能はどれだけ変わったのかさっそく確認していきます。

フォレスタのスペックは加速性能の良さ

新型フォレスターに搭載される「2.5L 直噴エンジン」は、シリンダー内に直接ガソリンを噴射する直噴システムや熱マネジメントシステムの採用し、徹底した軽量化などにより、力強い動力性能と優れた環境性能を両立しています。低回転からのトルクもあり、リニアトロニックCVTも「オートステップ変速」を採用することで自然に滑らかな加速をします。そしてリニアトロニックCVTのマニュアルモードを7速に多段化し、SI-DRIVEの制御を最適化、一部仕様ではダイレクトな変速を愉しむことができる「スポーツモード」が設定されています。

新型フォレスターに、ハイブリッド車のグレードが加わりました。その特徴の一つとして水平対向エンジンと電動技術を組み合わせた新開発のパワーユニットe-BOXERです。効率を高めた2.0L 直噴エンジンにコンパクトで高性能なモーターとバッテリーをシンメトリカルAWDレイアウトに統合し優れた重量バランスと低重心を実現しています。「SI-DRIVE」のスポーツモード選択時は、中速域において踏み込んだ瞬間から力強い加速を発揮し、軽快感のあるスポーティな走りします。

スバルの足回りも他社にはない特徴があります。

シンメトリカルAWDは、スバル独自の足回りで水平対向エンジンを核とした左右対称一直線のパワートレインが特徴です。その性能は4輪にバランスよく荷重がかかるため、タイヤがしっかりと地面に設置、駆動力を無駄にしないため滑りやすい道や悪路に対して高い走破性があります。更に低い重心と優れた重量バランスで揺れが少ないコーナリングや安定した高速走行が実現できるのも特徴です。

ライバルのマツダ CX5はクリーンディーゼルエンジンSKYACTIV-D 2.2Lと直噴ガソリン直4ターボのSKYACTIV-G 2.5L、ノンターボの2.0Lガソリンをラインナップとしています。
特に2.2Lターボディーゼルは4.0Lガソリンエンジン並みのトルクを持ち、加速力は抜群で乗りやすい特性を持っています。
フォレスタの乗り心地がいい理由はプラットフォームの改良!

スバルグローバルプラットフォームは、ステアリング操作に対する迅速かつ正確な反応により、細かなステアリングの切り増し、切り戻しが減ります。その結果、同乗者の疲れや酔いの軽減も期待できます。また、路面状況を問わず乗り心地が良いのに加え、不快な振動や騒音が少ないのも特長です。徹底した剛性化とさらなる低重心化により、突然の危険に対してステアリングを切った時、抜群の応答性と安定性を発揮するのも特徴の一つです。今回のフルモデルチェンジでスバルグローバルプラットフォームのサスペンションの設定を乗り心地重視に振ることができ、路面の凹凸に関わらず、しなやかに「いなす」感じが先代よりも増しています。

ライバルのCX-5のプラットフォームは接合部分や負荷が掛かる場所にガゼット追加や板厚アップ、充填発泡剤等により補強を施しています。そしてリアを中心とした遮音材や吸音材の追加によって、操縦安定性と静粛性を向上しています。

トヨタ ハリアーにつきましては、サスペンションはフロント側がストラット、リア側がダブルウイッシュボーンの4輪独立式となっています。ソフトなセッティングで、スポーティーな走りではボディのロールが大きくなりますが、柔らかくフラットな乗り心地が魅力です。

フォレスタのスペックは?グレードごとに比較

フォレスターのグレードはガソリン車とハイブリッド車の2つのタイプからなります。メインとなるのはFB25型と呼ばれる最新世代の自然吸気の2.5L水平対向4気筒エンジンです。今回のフルモデルチェンジでエンジン全体の90%を刷新とした新型エンジンとなっています。

こちらのエンジンが搭載されるのは、Touring、Premium、X-BREAKの3グレードです。

では新型エンジンはどのように進化したのでしょうか?

今回の最新エンジンは、直噴化を中心に改良を加え、優れた燃費と実用域トルク向上を実現しました。最高出力は+9ps向上となる184ps/5800rpm、最大トルクは0.4㎏-m向上の24.4㎏-m/4400rpmとなっています。トルクの向上は僅かですが、ほぼ全域でトルクが高められているので、オン、オフロードを問わず力強い走りを実現されています。

トランスミッションは、CVTのリニアトロニックを搭載され、こちらも新型となってます。最大のポイントは、マニュアルモードの7速化ですね。燃費性能は、14.4〜14.6km/L(WLTCモード)とされています。

続いて、ハイブリッド車はどうでしょうか?

ハイブリッド車のグレードはAdvanceになります。今までフォレスターの主力であった水平対向エンジンは、フォレスター初のハイブリッド「e-BOXER」に進化しました。e-BOXERは直噴化した自然吸気仕様のFB20エンジン+CVTにモーターを組み合わせたもので、バッテリーはリチウムイオン式を採用しています。モーターはアシストがメインとなりますが、発進や低速走行時はEV走行可能です。

エンジンスペックは、最高出力145ps/6000rpm、最大トルク19.2kg-m/4000rpmとなっています。モータースペックは、13.6ps/6.6kg-mとなります。そして気になる燃費性能ですが、18.6km/L(JC08モード)となっています。

フォレスタの足回り・安全装置・快適装備について

足回りのシステムとしてX-MODEを最適化され、悪路の走破性を向上しました。新型フォレスターではX-MODEが新たに2モードタイプが採用されています。雪道や砂利道などの悪路だけでなく、下り坂などで車速が急に上がってしまうような場面では「ヒルディセントコントロール」が作動するのも特徴です。ブレーキ操作に気をつかう雪道や砂利道の下り坂などでも、常に一定の車速を維持しながら下ることができます。

安全装置としては、「アイサイト」がフォレスター全車に標準装備となりました。アイサイトの全車速追従機能付クルーズコントロールもあり、ステアリングのスイッチでECOクルーズコントロールをONにすると、モーターアシストと回生ブレーキを最大限活用し、より燃費に配慮した追従制御を行います。

一方ライバルのマツダは、「i-ACTIVSENSE(アイ・アクティブセンス)」を搭載した新型CX-5が、2017年度前期自動車アセスメント(JNCAP)予防安全性能評価において、最高ランクASV++を獲得したと発表されました。

i-ACTIVSENSEの標準装備として「スマート・ブレーキ・サポート(SBS)」や「アドバンスト・スマート・シティ・ブレーキ・サポート(アドバンストSCBS)」、車線の逸脱警告・防止技術「レーンキープ・アシスト・システム&車線逸脱警報システム(LAS & LDWS)」を搭載しています。運転初心者から高齢者まで、安全安心の車を届けるためCX-5だけでなくマツダの他の車種にも搭載されています。

ハリアーも安全性能の評価として自動車アセスメント(JNCAP)予防安全性能評価において、最高ランクASV+を取得しています。レーダークルーズコントロール、プリクラッシュセーフティシステム、インテリジェントクリアランスソナーなど数多くの安全装備が備わっています。しかし一部の先進安全機能についてはメーカーオプション扱いとなるため、最大限ハリアーの安全性能を高めたい場合はどうしても購入費用がアップしてしまいます。

新型フォレスターがデビューして間もないため、安全性能の評価ランクは出ていないものの安全性能は格段に上がっています。走りと最新鋭の安全性能の両方を求めるなら、フォレスターがお勧めです。